「人」に学び、「文化」に遊ぶ、ヒューマン&カルチャーマガジン
      
   
造形科6期生、黒川芳朱(芳信)さんが<アーティスト・アイズ>という連載記事を執筆しています。
  
●<アーティスト・アイズ>は、アヴァンギャルド映像作家、黒川芳朱氏がセレクトしたアート、シネマ、ステージのレビューです。第1回は、水戸芸術館現代美術ギャラリーの『現代美術も楽勝よ。』展を紹介します。とかく難解といわれる現代美術の楽しさを伝えるためにいくつかの仕掛けをしている今回の展覧会、はたしてアーティストの目にはどう映ったのか?
   
●黒川芳朱(くろかわ・ほうしゅ)

アヴァンギャルド映像作家。1954年生まれ。実験映画、ビデオアートの作品を創作するほか、映像を使ったインスタレーションやパフォーマンスを行う。 [視聴覚実験室:オリジナルサウンドトラック]を結成し映像と音楽の即興的パフォーマンスを展開。イメージフォーラムフェスティバル、ロッテルダム映画祭など国内外で作品を発表。舞踏家やダンサーとのコラボレーションも多数。主な作品として『セルロイドの砂漠』『イコノクラスムNO.9』『来るべき映画のために』、また著書に『パクリ学入門』(ガイヤ・オペレーションズ)がある。