いわき支部だより
  いわきで黄金背景テンペラ画ブームが!   
  
田口先生のテンペラ画教室
      
●田口安男先生は創形美術学校創成期に私達の先輩方に黄金背景テンペラ画を指導されました。その後芸大の教授として、またテンペラ技法を現代的に駆使した優れた作品を多く発表されるなど活躍されました。
先生はもともと福島県いわき市の出身で、現在は「いわき市立美術館」館長をつとめられています。
同窓会いわき支部の鈴木義則氏は田口先生の出身高校の後輩に当たり、また創形では先生から直接テンペラ技法を学んだ経験もあります。今回「いわき支部だより」として寄稿されましたのでご紹介いたします。
 (同窓会ホームページ管理人)
     
   
  

先日(7月16日)、田口先生のテンペラ教室に行ってきました。参加者は12〜3人、多くは地元の美術作家や美術愛好家の皆さん。今回は遠く横浜からの参加者もありました。
それぞれ油彩画の上にカシューで金箔を貼ったり、金箔の上に色を置き掻き落として一部着彩したり、パネルを磨いたり、金箔がうまく貼れなかった部分を補修したりと、いろんなことをやっていました。
    
    
昨年1月頃から、田口先生が月に1〜2回、いわき市好間(よしま)にある峰丘氏のアトリエに来てテンペラを教えています。
   
田口先生は現在いわき市立美術館の館長で、美術館でもテンペラ講座などを開いていましたが、定員が限られ参加できない人もいるという程の盛況ぶり。もっとプライベートな小グループで気軽にテンペラを楽しんでもらいたい、というようなことから始まったそうです。峰丘氏は20年ほど前から金箔や銀箔を画面に使っています。
    
   
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